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資料No.4

 

燃焼試験手順解説,写真集

 

1) 乾燥後のセルロース、試薬等の保管はガラス製密閉容器を用いた。

 

2) 試薬とセルロースの混合には、吸湿を避けるためポリプロピレン製密閉容器(写真右)を用いた。

 

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3) 着火線を装着した状態

「ニクロムカンタル線」を長さ30±1cmに切断し規定の形状に成型後着火装置に装着した。この時の着火温度は放射温度計による計測では約1,150℃であった。着火線は試験毎に取り替えて試験を行った。

 

4)試料準備

混合した検体をガラス製円錐カップに移し入れ透明プラスチック板で覆い、逆さにして着火線の規定の位置に試料が覆い被さるように置く。円錐カップの位置がずれないようにプラスチック板を引き抜き、円錐カップを取る。臭素酸カリウムの例を示す。写真下の括弧は臭素酸カリウムとワットマンCF-11の混合割合を表示。

 

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(3:7)

 

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(2:3)

 

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(3:2)

 

5) 着火燃焼

 

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燃焼(1)

 

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燃焼(2)

 

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燃焼後

 

 

 

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