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図 3 アイススケート滑走中の心拍数変動
(心拍数は増加率で示してある)

2)アイススケートの運動強度
 図3は4名の成人男子(34−42歳)が屋内スケートリンクで30分間のスケート滑走を行ったときの心拍数変動を示すものである。 滑走スピードは、各被検者が主観的に「ややきつい」と感ずる程度のものとしている。
 図に見られるように、心拍数には個人差があり、実測した酸素摂取量からも、平均は70.1%Vo2maxであるが、範囲は 53.0−86.8%Vo2maxにわたった。主観的には「ややきつい」と感ずる程度の強度でありながら、このように実際の強度に個人差が 生じたことについて報告者の芝山たちは、被検者たちのスケート技術の差によるものであり、技術的にすぐれた被検者の方がよ り強度の大きい運動をしていると述べている。


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