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教育用小冊子「血圧測定に必要な循環生理学の知識」

 事業名 保健医療に関する教育及び調査研究
 団体名 ライフ・プランニング・センター 注目度注目度5


 また,ひとが多く集まる公共の場に自動血圧計を備え付けて,誰でも自由に自己測定ができるということも,教育的な意味もこめて健康の維持増進に役立っていると考えられる。
 このようなことから,今日では自動血圧計が一般家庭においては体温計や体重計と同じような地位を占めるに至っており,20世紀末における医療のあり方を大きく変える重要な要因の一つになっている。

2.自動血圧測定の種類

 自動血圧測定には大きく分けて観血的方法と非観血的方法の二つがある。前者は動脈内圧を直接に連続して測定する方法で,抗凝固薬(ヘパリン)を微量注入しながら血圧測定を行うもので,もっとも信頼性が高いが,どこででも手軽に行える方法というわけではなく,合併症を起こす恐れもあり,また10万以上にも及ぶ膨大なデータの処理や解析も容易でないことから,特定の研究施設でのみ行われている方法である。
 これに対して非観血的な方法は簡便で費用も安く,特別な危険もないといったことから広く普及しているが,得られるデータの信頼性には問題があり,また間欠的な連続測定による患者への心身的な負担も無視できない上,データ量に限界のあることもこの方法の欠点の一つになっている。
しかし,それでもこのような測定法によって血圧に関する情報が確実に増加していることから,研究面や診療面でもその有用性は誰もが認めるところとなっている。
 以上のような観血的連続測定法のほかに,今日もっとも普及しているのが用時測定の機器で,これは必要な時点で一回の測定を行う装置であるが,これにも測定法の差によっていくつかの型が区別されるので,以下にその詳細を述べる。

 

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更新日: 2008年11月29日

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