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知的障害者福祉研究報告書
平成7年度調査報告  〜精神薄弱者福祉研究報告書〜


第3章 国内調査

1. わが国の地域生活援助の実践

―北海道伊達市立通勤センター「旭寮」等の視察報告―

期 間:平成7年10月4日(水)〜6日(金)
参加者:小関課長、古川 ((財)日本舶振興会)
岸、仁木、遠藤 ((株)テレビマンユニオン)
宮森、小松、小林((株)福祉開発研究所)  (敬称略)

■視察研修の行程



伊達市の概要

●位置及び経緯
伊達市は北海道の南西部、函館市と札幌市の中間に位置している。
南は噴火湾として知られる内浦湾に面し、東は工業都市室蘭市と観光都市登別市、北および西は噴煙がのぼる有珠山、昭和新山をはさんで支笏洞爺国立公園ゾーン内にある虻田町、壮瞥町に隣接している。
歴史が浅い北海道の中でも、明治3年(1870年)、仙台藩一門の亘理領主伊達邦成とその家臣たちの集団移住を発端に現在までの発展を築き上げてきた伊達市は、道内の中では歴史と伝統を持つまちとして知られている。
古くから胆振西部六市町村の交通の要綱として、また商業圏として同地区の中核都市として発展してきた。
また、内浦湾に面していることから気候は温暖で、その豊かな自然環境とともに「北の湘南」とも称され北海道の中でも特に快適な居住地として知られている。

■伊達市の位置



●人口及び世帯数
伊達市への流入人口は多く、人口は漸増を続けている。
一方、世帯数は人口の増加率を上回り、核家族化の進行がうかがえる状況となっている。

■人口と世帯数の推移



太陽の園・旭寮のシステムの概要


■「北海道立太陽の園」の援助システム
■「伊達市立通勤センター旭景」の援助システム




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