●このようなことから、専従制のための資金づくり事業については、やはり、抜本的にじっくりと検討する時間が必要である。英国のC.A.T.は、設立から20年を経過し、会員を2,300人獲得し、各種の収益事業も軌道に乗っているが、それでもスタッフの年収は一律190万円である。日本の物価で換算すればその1.5倍の285万円程度となるが、決して楽な生活とは言えない。しかし、それでもスタッフの意気ごみの強さは相当のものが感じられる。C.A.T.を見習って、こういうレベルでよしとするのかどうかという覚悟も必要であるのかもしれない。