b. エコロジーパークづくりのコンサルティング
●この事業は、これまでのトンボ公園づくりのノウハウを活かして、エコロジーパークの中でもトンボ公園づくりのコンサルティングを全国的に展開するものである。
●近年、全国各地の自治体において、トンボ公園づくりの取り組みが行われるようになってきたため、各地でノウハウが浸透するまでのおよそ10年間は需要が期待できる。
●トンボ公園の調査から計画や設計まで受託すれば、ある程度の収益が期待できる。ただし、設計については設計会社と共同で行なうことになる。
c. 公的エコロジーパークの管理運営
●この事業は、埼玉県内の自治体が整備するエコロジーパークの管理を受託するものである。受託するには活動実績と信用が必要であり、造園施工管理技士の資格が要求される場合もありうる。今後、エコロジーパークの整備が各地で進むことが予想されるが、現在これを専門的に管理できる会社がほとんどないので、成長分野として期待できる。
●県立風布トンボ・ホタル公園が完成すると、その維持管理が業務として発生する可能性がある。当会において同地で公園を運営していた実績があるので、作業量と報酬が適正であれば受託することを検討したい。
●このような事業は、手間のかかる作業でありながら、管理費は厳しい財政事情の折から、かなり抑え込まれ、収益はあまり期待できないであろう。しかし、長期の安定収入の道が確保されるメリットはある。