・残念ながら、全体的に現状は作業参加者が義務感で参加している。できれば作業参加者が15〜20人くらいになって、作業終了後、一緒に食事して会話できるような余裕がほしい。
・草刈り作業をしている者同士でも、お互いのことをよく知らない。できれば、作業日にトンボ観察会を開くとよい。
・活動への参加は得意な、性にあっているものをすればよい。
・トンボ自然館の当番は、2ヵ月に1回の割合だからきついかもしれない。
<活動のコンセンサスについて>
・トンボ自然館の開館などのように、大事な案件が幹事会の場で十分なコンセンサスがとられないまま進められ、不満が残る。
・メンバー間で十分議論するという雰囲気がない。しかし、これがこの会が仲たがいせず続いている秘訣である。
・幹事の多くが他にもいろいろな仕事を持っており、この会に集中できないでいる。
時間がなく、十分な手がまわらないまま、いろいろな問題を先送りにしている。
・会の発展的な充実を図ろうというムードに乏しく、いわゆるマンネリ状態に陥っている。しかし、それはそれでボランティアなのだからよい。
・寄居の自然を守るという点では一致しているが、幹事の多くが会の目指すべき方向性を見失って、何のために活動しているのかがわからなくなってきてしまっている。
・トンボ公園の将来像を提示すべきだ。それが会員の意志疎通につながる。
・幹事会が作業の打ち合せなどだけで機能していない。
・幹事の多くは、一人ひとりはいろいろなよいアイディアを持っている。残念ながら、そのアイディアをお互いに引き出すための場がない。
<活動の方向について>
・収益をあげてまでするのは、もはやボランティアの限界を意味している。
・他の会とのネットワークが会の活性化につながる。
・ボランティア団体といった任意団体での活動には自ずと限界があり、これに見あった活動を続ければ良い。会員を増やすばかりが能ではない。
・このまま会の活動が膨張していくことがよいのか、それともどこかでストップをかけるべきなのかが問われている。やろうとすればいくらでも仕事が出てくる。しかし、それを始めると、自分たちの私生活がなくなってしまう。だから、会の内容、質よりも、会の継続性に重きをおき、このままいろいろな課題を抱えながらも、ズルズルといくしかないのではないか。
・トンボ公園は、現在の作業参加者の状況から見て、負担軽減で、新たな参加者の増大を期することにし、4ヵ所を集約するべきだ。