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付録

 

1. 国際電気標準会議規格(IEC:International Electrotechnical Commission)の概要

 

(1)IECの概要

各国の指導的電気技術者によって,1904年セントルイスにおける国際電気会議で「電気機器に関する用語及び定格の標準化の問題を考慮するため,各国代表者による委員会を作って,各国の技術団体の間における協調を確保する必要がある」旨の勧告が行われた。これに基づいて,1906年にIECが設立された。

(a)IECの目的及び業務範囲

IECの目的は電気に関する国際規格の統一と協調を促進することである。この目的を達成するために取り扱われる専門的事項に対して国際的に一致された事項をできるだけ盛り込んだ規格(IEC Publication)を発行する。これらの規格はすべての会員(National Commitee)(1ヶ国1団体のみが認められ,我国は1953年から日本工業標準調査会が代表として加入している。)の国家規格を統一するように構成会員を拘束するものではないが,国家規格を制定する際にはこれに準拠するよう強く勧告している。

(b)組織構成

IECの機構は,総会(Council),理事会(Committee of Action),専門委員会(Technica1 Committee)及び分科委員会(Sub-Committee),中央事務局(Central 0ffice)からなっている。総会は加盟国国内委員会の代表を招集して少なくとも年1回開催されるIECの最高議決機関である。専門委員会(TC:Technical Committee)は,技術事項を審議する機関であり,現在79の専門委員会が設置されている。また専門委員会には,分科会(SC:Sub Committee)及び作業委員会(WG:Working Group)を設けることができることになっている。

船舶の電気設備を担当しているのがTC18船舶電気設備専門委員会でその組織は下図に示すとおりである。

 

 

 

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