資材管理システムは、これらの流れの中で、幾つかのシステムに分離されてそれぞれで機能させることが多く、以下は機能を分離した一例である。
(a)購買管理
設計より発行される資材購入帳票には一般に、各品目毎の目標購入予算、必要納期、納入時の荷姿、納入場所等の内容がデータとして設計され、これにしたがって納期管理として、メーカー図面の到来時期管理、品物の納期時期、納入場所管理など、常備材料に関しては、常備材料管理システムと接続し常備材料の在庫量と更に本船必要予量を考慮して発注納期管理を行う。
(b)倉庫管理・パレット管理
購買管理システムと接続して、引き当て材料、常備材料の管理、及び工場内の物流管理としてのパレット管理を以下のように行う。