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一人ひとりのドライバーがエコドライブに努めることにより、CO2の削減など地球環境への効果のほか、燃費節約などユーザーへのメリットももたらします。

 

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エコドライブの推進

国民全体でCO2排出に対する自動車ユーザーとしてのモラル向上

 

高速道路における適性速度運転の徹底

時速100kmから20%速度を落とすだけで、貨物車では30%の燃料が節約されます。大型車の総消費燃料の30%のとは、年間で約40万kl。大きな節約です。

 

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アイドリングストップ(貨物車)

1日たったの10分間のアイドリングストップで、年間で一台あたり、燃料52lの節約になります。2036万台の全貨物車がそれを行うと、なんと年間100万klの節約です。

 

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アイドリングストップ(乗用車)

一週間に10分間のアイドリングストップを実施した場合、年間で一台あたり7lの節約です。4296万台の全乗用車がそれを行うと、なんと年間30万klの節約になります。

 

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無駄な荷物を降ろす

乗用車に、気づかずに無駄な荷物を乗せている場合が少なくありません。たとえば、10kgの不要な荷物を降ろして走ると、年間で一台あたり燃料4lの節約になります。

 

タイヤの空気圧点検の徹底

空気圧を適正にする、という基本的な注意だけで、25%低圧のままで走行していた乗用車が、年間で26lもの燃料の無駄をなくすことができます。

 

「エコドライブ」の推進のためには、国民の方々の協力がぜひ必要です。さまざまな自動車とのかかわりのなかで、地球環境に対してひとりのユーザーとしての、センスとインテリジェンスが、21世紀にむけて、いま求められているのです。

 

 

 

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