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●ドライバーの立場では

「エコドライブ」を推し進めよう

 

●ドライバーとしてできること―「エコドライブ」

ドライバー一人ひとりの地球温暖化問題への意識が高まることが、C02の削減にとって、重要な対策と言えます。日頃の運転に当たり、私たち一人ひとりが、環境にやさしい「エコドライブ」を心掛けましょう。

 

●無用なアイドリングをやめる

無用なアイドリングはガソリンの無駄です。駐停車するときはエンジンのかけっ放しはやめましょう。

 

●経済速度で走る

一般道路なら時速40km、高速道路なら時速80km程度で走るのが経済的な走り方です。

 

●点検・整備を励行、タイヤの空気圧を適正に

点検・整備を適切な間隔で実施することが、良好な燃費状態の維持や窒素酸化物等の排出抑制につながります。またタイヤの空気圧を適正に保つことも、燃費を抑えるのに役立ちます。

 

●無駄な荷物は積まない

10kgの不要な荷物を乗せて50km走ると、乗用車でガソリン20ccが無駄になります。不要な荷物を車に積みっ放しにしないようにしましょう。

 

●無駄な空ぶかしをやめる

アクセルを10回の空ぶかしにより、乗用車で60ccのガソリンが、大型ディーゼル車だと100〜170ccの燃料が無駄になります。

 

●急発進・急加速・急ブレーキをやめ、適切な車間距離を

急発進・急加速を10回繰り返すと、乗用車で120ccのガソリンが無駄になります。適切な車間距離となめらかな運転を心がけましょう。

 

●マニュアル車は早めにシフトアップを

エンジンを高速回転で使うほど窒素酸化物の排出量が増大します。アクセルをいっぱい踏み込んで低速ギアで引っ張る運転は避け、早めにシフトアップを。

 

●違法駐車をしない

迷惑駐車は交通渋滞をもたらし、余分な排気ガスを出させる原因になります。駐車場が不足しているところや、都市部には、マイカーでなく公共交通機関で出掛けましょう。

 

●エアコンの使用を控えめに

エアコンの使用時はエンジンの回転数が高くなるため、燃料の使用量が増加します。まめに適正な温度に調整することが大切です。

 

●なるべく相乗りや、公共交通機関の利用を

同じ方向に出掛けるときはなるべく相乗りを心掛けましょう。また、都会では可能な限りバスや電車を利用することが地球環境に配慮した交通マナーです。

 

 

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●「エコドライブ」を促進する社会環境

●さまざまな関連組織、関係団体を通じての「エコドライブ」普及促進

「エコドライブ」については、多くの関連組織や団体などでの幅広い啓発活動を通して、国民の理解が促進されています。また、エコドライブ推進週間などのキャンペーンなどにより、個人・企業レベルを超えて国民的運動として幅広く推し進められています。

 

 

 

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