地球温暖化の問題には、あらゆる分野での国民全体としての取り組みが必要です。いま、自動車、鉄道、船舶、航空機において、低燃費化とエネルギー効率の向上にむけ、積極的な取り組みが進められています。
1989年の自動車税の見直しにより、普通乗用車(3ナンバー)と小型乗用車(5ナンバー)との税率の格差が縮まり、結果として乗用車の大型化傾向が生じ、平均燃費効率に悪影響を与えました。自動車の燃費の低減は、C02の排出量の削減に大きく寄与します。このため、地球温暖化に対応する視点から「自動車関係税制のグリーン化」などが、今後さらに重要になっていきます。
小型車及び普通車の推移
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