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代表例にIEEE802.3(後述)の10BASE-Tがある。

-2.バス型LAN

l本のケーブルに多くの端末が接続されているLANである。通信は1本のケーブルを介して行われるため、原則として、同時に複数の機器間で通信できず、どの機器とどの機器とが通信するのかを制御するルールが必要になる。

高速通信が可能、部分トラブルが全体に波及しない、分散処理が可能などの特徴を持つが、一定量以上のデータが流れると処理速度が遅くなる、総延長に制限がある、などの欠点がある。

比較的安価でもあり、最も普及しているLANの形態で、代表例にIEEE 802.3の10BASE5がある。

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-3.リング型LAN

1本のリング状になったケーブルに多くの端末が接続されているLANである。高速通信が可能、大規模システムの構築が可能、複数のサーバの分散化が可能などの特長を持つが、デ-夕が一定方向にしか流れないため部分トラブルが全体に波及する、比較的高価であるなどの欠点がある。

代表例にIEEE802.5(後述)のトークンリングがある。

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