のように単純にはいかず,等価円筒または等価円錐などにおきかえて計算する。等価円筒におきかえた一例としてVD1 2230による接手側Sの等価円筒の計算式を示す。(記号は補・2図参照)
更に正確に接手側のばね常数が必要な場合は実測により求める。このようにして求められたボルト側のばね常数と接手側のばね常数によって締付け状態の釣合三角形を描くことができる。(一般にkb≪略となる場合が多い)
この状態で繰り返し外力Feがかかった場合,ボルト側にかかる変動荷重はFb,残存締付力はFrとなる。そしてFrが0に近くなると接手の合せ面にかかる締付力が小さいため
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