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対して表彰が行われ、それぞれの受賞団体を代表して3名の方々に会長から表彰状並びに記念品が贈られました。

来賓の祝辞に移り、佐野消防庁長官、福島熊本県知事、三角熊本市長(代理・中村助役)からお祝いの言葉をいただきました。(祝辞の要旨は別掲)

第一部の最後に、表彰を受けた団体の代表として、宮城県婦人防火クラブ連絡協議会高橋会長から謝辞が述べられ、厳かに第一部が終了しました。

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第二部 森・水・火の国 防火まつり

第二部の準備ができるまでの間、地元熊本市消防音楽隊(昭和37年、市民と消防をつなぐ架け橋として発足。以来今日まで「ヒューマンシティ熊本」の発展とともに市民から親しまれる音楽隊として活動しています。)によるすばらしい吹奏楽演奏が行われ、楽しい一時を過ごしました。

いよいよ第二部の開演です。

ステージ両サイドには、熊本城と阿蘇の草千里の絵とともに幻想的な山鹿灯籠が飾られ華やかな舞台装置となっています。出演団体の入場行進が始まりました。場内が暗くなりピンスポットに照らされながら、まず先頭には熊本市幼年消防太鼓同好会のちびっ子達がまといと提灯をかざして、徳田会長を囲みながら一緒に入場しました。そて、その後からは本日の出演団体の皆さんが紹介を受けながら入場してきました。元気いっぱいの行進に会場からは一段と大きな拍手がわきました。

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全員が舞台にそろったところで、徳田会長が第二部の開会宣言を行いました。開会宣言に合わせて幼年消防クラブのちびっ子達が「森・水・人の国 防火まつり」と書かれた横断幕を広げ、ファンファーレとともに華やかに第二部が始まりました。

最初の防火演技は、南国鹿児島から参加した国分地区婦人防火協力会の皆さん57名による郷土芸能「鹿児島小原節」「鈴懸け馬踊り」です。

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日本で最初に国立公園に指定された霧島屋久国立公園のある国分市は、年間約160万人が訪れる南九州の観光のメッカです。現在、国分隼人テクノポリスに指定を受けて、工業都市としても発展を続けている地域です。また、国分地区で発掘された上野原遺跡は、今から9,500年前のもので、日本最古の縄文の里として話題を呼びました。

「鈴懸け・馬踊り」は、天文12年(西暦1543年)薩摩藩主島津貴久公の夢枕に現れた「御親馬」にちなみ、旧暦1月18日に奉納されたのが始ま

 

 

 

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