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台湾映画祭 資料集−台湾映画の昨日・今日・明日−

 事業名 台湾映画祭の開催
 団体名 現代演劇協会 注目度注目度5


◎クー・ユールン…………………………中退

 

『カップルズ』に張震以上に重要な役で―要するに一番の主役で―出演していたクー・ユールン。彼のその後も、張震に負けず劣らず国際的な活躍ぶり。

まずテレビ東京系で放映された、若手ディレクターによる斬新な映像感覚が話題となった『恋、した。』の一話で主演。その後、香港のスタンリー・クワン監督の最新作『兪快楽、兪堕落』でも主演。王晶(ウォン・チン)が製作でスタンリー・クワン監督という取り合わせが注目を集めたこの作品で、彼はあのチンミー・ヤウと共演してしまった。チンミー・ヤウは一人二役で、どちらの役でも彼と恋愛関係を持つ女として登場する。この作品、98年ベルリン映画祭招待も決定しており、国際的な評判を呼ぶのは確実。これでクー・ユールンも順調にキャリアを伸ばすかと期待したくなるところだが、張震同様、兵役が待っている。本当はもっと後でも良かったのだが、『兪快楽、兪堕落』の撮影が押しているうち大学を中退せざるをえなくなり、兵役も早まってしまったという次第。次に彼の映画に出会えるのは早くても2年以上先ということになる。

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◎チェン・シャンチー…………………留学

 

『エドワード・ヤンの恋愛時代』で素敵なオードリー・ヘプバーンぶりを見せてくれたチェン・シャンチーも、その後しばらくは新作にお目にかかれなかった。兵役に就いていたから、ではもちろんなくて、二年間ニューヨーク大学に留学していたため。

そんな彼女もいよいよ台湾に帰国。劉若英とともに一躍、台湾映画界でもっとも注目される女優に躍り出た。帰国第一作は蔡明亮の『河』(これは実際にはNYU卒業前に一時帰国していたときに撮られたもの)。その後王小棣の『我的神経病』、朱延平企画、何平監督の『浮世絵』の一話「捉姦」、林正盛の『台北ソリチュード」を経て、アメリカ映画(ただし中国が舞台の)『RESTLESS』にも出演。さらにその撮影で北京滞在中に出会った中国第6世代監督の注目株・王小帥の『美好的心願』にも出演する。作品選びのセンス、多様性は、ちょっと他には見られないユニークさ。アカデミックに演技を学んだ彼女が、良くも悪くも素人の出演に慣らされてきた台湾映画とその監督たちを触発していく。

 

写真・阿久津和宏(作中写真除く)

 

 

 

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更新日: 2020年7月4日

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