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(3) 国内外フィーダー機能の強化策

ハブ港の中枢機能であるトランシップ貨物取扱いを回復、増大させるため、トランシップ貨物取扱料金の割引等優遇措置を講じるとともに、内航フィーダーサービスをより充実させ利用の促進を図る。

(4) 港湾運送事業者間の共同化・協業化

港湾運送事業者の経営基盤強化、CTの効率的運営、さらには外航船社のコンソーシアム形成への対応を念頭におき、港湾運送事業者間の事業の共同化・協業化にいついて、実際的な取り組みを進める。

(5) その他港湾コスト低減の取り組み

荷主および船社・代理店など神戸港のユーザーよりコスト高が指摘されている、港湾施設使用料、水先料等の料金を削減するよう関係行政機関に対して働きかけをしていく。

3-3.神戸港の将来イメージ

短期的には国内首位港の座を取り戻すこと、長期的には東アジア有数のハブ港となることを目標に、前項に掲げるハブ機能強化の方向性の具体化に取り組み、神戸港を利用する荷主、船社等にとって今よりもより魅力のある港湾にしていくとともに、そこで作業をする港湾運送事業者にとっても機能的で効率の良い港湾を実現していくことが重要である。

□神戸港の将来イメージ○

ユーザーにとって港湾コストが安く利用しやすい港湾

○ユーザーにとって信頼性が高く安心感のもてる港湾

○機能的で効率性に優れた港湾

 

 

 

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