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5 防災パンフレッ卜

 

(1)防災パンフレット作成業務の省力化・効率化・高水準化

 

・パンフレットの内容をデジタル化することにより,版下化が図られ,繰り返し,パンフレットの配付・普及に備えられるようになる(経費の節減効果)。

住民構成や行政機構,危険箇所の所在等内容に変更があったとき,最新データの作成・更新の省力化が図れる。

 

・短時間で,防災パンフレットが作成できるようになるため,部内資料化や広報紙誌等への転用などでの活用が容易になり,関係住民への配付・周知も時間を移さず行えるようになる。

 

(2)庁内各課の防災業務への活用可能性の拡大

 

・平常時の予防業務や災害発生時の活用過程においてパンフレットに示されている地域住民への公表データや行動換気に関する周知事項を容易に点検できるようになり,防災対策の効果を高めることが可能になる。

 

6 防災マニュアル

 

(1)防災マニュアル策定業務の省力化・効率化・高水準化

 

・マニュアルの所内(オフィス内)におけるデジタル化・共有化により,策定業務の省力化,効率化が図られるようになる。

 

・マニュアルの内容については,エキスパートシステム等を用いてノウハウ情報をデータベースやハイパーテキスト化することにより,実施担当部課別の所掌業務の詳細を点検・抽出できるようになる。

 

・調整を要する関係部課名や活動実施時期等を確認できるようになり,更新にあたって,マニュアルの内容の高度化・高水準化を支援できるようになる。

 

(2)庁内各課の防災業務への活用可能性の拡大

 

・平常時の防災訓練(図上演習等の訓練シミュレーション等)に組み込むことにより,職員への高度な防災教育を実施し,発災時の臨機応変な意思決定に生かすことが可能になる。

 

 

 

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