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4 防災マップ,防災アセスメント地図等

 

(1)防災マップ,防災アセスメント地図作成業務の省力化・効率化・高水準化

 

・地図情報をデジタル化することにより,ベースマップ化が図られ,社会条件や災害危険の修正も容易になり,最新データの作成・更新の省力化が図れる。

 

・短時間で,防災マップ,アセスメント地図が作成できるようになるため,部内資料化や調査報告書の作成が容易になり,関係住民への公表・周知も時間を移さず行えるようになる。

 

(2)庁内各課の防災業務への活用可能性の拡大

 

・平常時の予防業務や災害発生時の活用過程において地図データが容易に活用できるようになり,防災対策の効果を高めることが可能になる。

 

・さらに,これらのデータをベースに地方公共団体の防災診断システムに発展させることが可能になる。

 

(3)地方公共団体間の地図データの共有化促進

 

・各地方公共団体の地図データによるデータが相互に共有・参照可能な状況になることにより,お互いの災害危険の程度に関するデータが豊富になり,より広域的な域の災害特性(危険性)に関するデータが蓄積する。

 

 

 

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