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質は平和を守ることと定義されている。もし、その目的が平和を守ることであるならば、我々の犯しやすい誤りとは、平和の時代に建設的なことを何もしないということである。未来を予言することは困難である。しかしながら、大規模な紛争の危険性は、この地域では現在最も低いものの最終判断はまだ下されたわけではない。依然として海上には、もしつぼみのうちに封じ込め、あるいは摘み取る等の措置が採られなければ軍事紛争に発展しかねない低レベルの不確実性の真空地帯が存在する。これに対して旧来の憎しみと脆弱な紛争処理の枠組みの組み合わせは、たとえ温和な非軍事的脅威であっても政治システムに対してはるかに大きな影響を及ぼすと共に、事態をエスカレートさせ、あるいは他国に反応又は対応を引起こさせる可能性はかなり高い。しっぺ返し政策は国家として採るべきではない。隣国との間のいかにささいな不満も、不要な2次被害を局限するために適切に処理されるべきである。

(完)

 

 

 

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