気象データの分析作業を行っている状況である。
Project I.5.11 Structural safety of ships operating in ice
船体損傷の統計的解析、アイスベルトの数値損傷解析及びこれらを反映した船体強度の要件の設定を目的として実施されている。これまでにダメージが多発する海域の特定、最も危険な期間の決定、ダメージ発生のシナリオの作成、ダメージ発生箇所の分析を行っている。また、タンカーを対象に必要な設備、構造強度要件を取りまとめている。
Project I.6.3 Prediction of ice condition along the NSR using satellite data
衛生データを基にした氷況シミュレーターの開発を目的として実施されている。1年氷、多年氷、密接度、氷厚を推定する機能を持つ。これまでに計算プログラムのたねの衛生データの変換作業は終了している。また、異なる年齢の海氷の数値的な取り扱い方法について検討が進められている。
Project III.7.8 Scenarios of seasonal and year-round Navigation along the
NSR
本研究の目的は季節毎の航路の選定シナリオを作成し、経済性も顧慮して最適な推奨ルートを設定することである。これまでに、沿岸、Northern NSR及びその中間の3つのルートについて航路計画を策定している。また、季節毎、通年でのシナリオを作成するめの関数モデルの開発に着手している。
Project IV.3.4 Arctic environmental law-harmonization of polar ships rules
- International andnation provisions
本研究の目的は現在のロシア、カナダ、スカンジナビア諸国及び米国の北極海航行船舶に対する規則についてレビューを行い、国際統一規則の制定に資することを目的としている。これまでのロシア船の経験も反映させる方向で考えられている。
