自動的に探知するセンサーを組み込むことで全給餌行程をコンピューター管理することが可能であり、酸素供給もコンピューターによる自動管理方式を採用し、収容密度を高めることが可能となっている。しかし、本システムは装置導入の初期コストが高くなることと、管理ポイントの複雑さが伴うという欠点があり、今後さらなる研究開発が必要でもある。
(2)各種養殖方式の比較
北海道立工業技術センターの吉野氏が、オランダのウナギ養殖場の視察をもとに、ウナギにおける日本のハウス式養殖場との管理方法等の違いをまとめているので引用する。