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輸送され、底質悪化や貧酸素水塊を生じる。広域的な閉鎖性海域については、水質汚濁防止法において、当該水域への汚濁負荷量を全体的に削減しょうとする水質総量規制の制度が設けられており、東京湾、伊勢湾及び瀬戸内海について化学的酸素要求量(COD)を指定項目として総量規制を実施している。これまで、三次にわたる総量規制が昭和59年度、平成元年度及び平成6年度を目標年度として、それぞれ実施され、現在平成11年度を目標年度とした第四次の総量規制を実施している。その削減目標値は、平成6年度の負荷量実績に対し東京湾で8%、伊勢湾で7%、瀬戸内海で4%、3水域全体では5%の削減を図ることになっている。

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