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1. 開会(ホーチミンセミナー)

 

1.1 ヴィエトナム運輸開発戦略研究所 レ・チ・キム・ロング国際課長

(社)海外運輸協力協会(以下JTCA)、ヴィエトナム運輸開発戦略研究所(以下TDSI)共催のセミナーを開催致します。

このセミナーは、12月12日〜13日の2日間に渡って、ヴィエトナム政府の承認を得て開催され、大きな成功を収めている。ハノイのセミナーにおいては、日本側(JTCA)から「日本の経済成長と運輸政策」「日本の高速道路整備」「日本国鉄の機構改革」「工業化のための物流の役割」「東アジアの空港整備」「東アジアの港湾整備」についての日本及び東アジアの経験、TDSIからは「ヴィエトナム運輸開発戦略」について講義されました。ハノイのセミナーでは、ヴィエトナム運輸省ラ・ゴク・クエ次官をはじめ、ヴィエトナム政府関係者、計画投資省、科学環境省、科学技術省、運輸省、鉄道、河川、海運、道路各分野の職員、各研究所、大学、テレビ局、ラジオ局、ヴィエトナムインベストリメントレビュー誌、交通運輸誌を含む各マスコミが参加しました。

本日12月16日は、若く潜在能力を有し、著しい経済発展を遂げているホーチミン市において、東北大学稲村肇教授より「工業化のための物流の役割」、ヴィエトナム運輸開発戦略研究所レ・クア南支局長より「ホーチミン市都市交通開発戦略」、(社)海外運輸協力協会望月規行運輸協力センター長より「日本の港湾整備」についてご発表頂きます。

TDSIを代表して、参加者をご紹介します。日本側からは、日本国総領事館首席領事保坂勝彦様、専門調査員野本啓介様、JNTO会長(元運輸省鉄道局長)井山嗣夫様、運輸省運輸政策局国際業務第二課統括国際協官後藤洋志様、東北大学教授稲村肇様、大阪産業大学教授今野修平様、(社)海外運輸協力協会からは、望月規行運輸協力センター長、男竹昭事業部長をはじめとする皆様が出席されています。

ヴィエトナム側からの招待者は、ホーチミン市建設社代表レイ・バン・ナン様、南部交通運輸事務所、ホーチミン市計画投資省、保安交通省、建設省、建設計画研究所、ホーチミン市人民委員会代表、TDSI、開発設計運輸研究所、国鉄南部会社、海運各社支局、マスコミ各社の皆様です。

主催者を代表して、運輸インフラ整備セミナーの開会を宣言致します。

 

1.2 (社)海外運輸協力協会 男竹昭事業部長挨拶

 

皆様おはようございます。海外運輸協力協会を代表してセミナーにご参加いただきました皆様を熱烈に歓迎申し上げます。

JTCAは運輸分野の国際協力の仕事をしているコンサルタントをメンバーとしている団体です。収益を目的とせず、日本政府及び日本財団から財政支援を得て、会員の活動を支援するとともに自主的にこのようなセミナーの開催や調査研究の事業を行っています。

JTCAは日越両国の運輸省のご支援を得て、ヴィエトナムの運輸開発研究所と共同でヴィエトナムの運輸インフラ整備を支援するセミナーを過去1年間に東京で2回、ハノイで3回開催しました。ホーチミンシティでは初めてです。今回のセミナーは、日本財団の補助事業として行われるものです。

このセミナーが成功すれば、そして皆様から要望があれば今後もホーチミンシティで開催したいと考えております。

本日のセミナーが皆様とヴィエトナムの発展にお役に立つことを心より希望しております。

ありがとうございました。

 

2. セッション1「工業化のための物流の役割」

東北大学 工学部  稲村肇教授

 

ハノイセミナー、セッション4と同様の内容。

 

 

 

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