汎用機向けのアプリケーション・パッケージは比較的少ない。汎用機用のソフトウェアは、OS(Operating System)や機種に強く依存しているため、機種に関わりない汎用のアプリケーション・パッケージを開発することが困難であったためと考えられる。
これに対して、戸籍,財務,住民情報等の基幹業務も含めて、オフコン,EWS(Engineering Work Station),パソコン向けのアプリケーション・パッケージは多い。近年のダウンサイジングやクライアント・サーバーシステムの隆盛とともに、比較的予算規模の小さい地方公共団体をも対象として、低予算でのシステム構築を可能とすることを狙って、多くのアプリケーション・パッケージが開発されているものと考えられる。
買取り価格の面から見た分布を表1-2に示す。