事例報告?
「魂を癒すアートのカ」
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◆ジル・グロス(Jill Gross)
セダーズサイナイ総合医療センター アートセラピスト(アメリカ)
■プロフィール
学歴 1982 ロヨナ マリイマント大学 臨床アートセラピーの文学修士
1966 ミシガン大学 教育文学士
職歴 1991―現在 サリック ヘルスケアー法人
セダーズ サイナイ総合ガンセンター
臨床アート心理療法家。結婚、家族、児童カウンセラー
アートセラピープログラムと社会心理サービスの指導者
過去13年間にわたりビバリーヒルズにおいて心理療法を実践する。ミシガン大学を卒業後、南カリフォルニアにおいて多くの教育相談に携わり、ワークショップを行う。結婚、家族、児童カウンセラーであり、抑圧、喪失、苦痛に立ち向かっている人々に経験豊富なカウンセリングを行っている。夫婦、家族間の信頼関係の問題の分野において彼女の専門家としての地位はゆるぎないものである。老人グループのアートセラピーにも力を尽くしている。
1983年から1988年までの6年間勤務したUCLAジョンソン総合がんセンターにおいては治療プログラムとしての芸術の発展に貢献した。彼女は現在、セダーズサイナイ病院の総合ガンセンターの医療スタッフである。そこで、彼女は成人同様、思春期の患者がガンの治療の診断結果をうけ入れるよう援助している。
■要旨
セダーズサイナイ総合がんセンターにおける「表現芸術プログラム」について
表現芸術プログラムは、がん患者やその家族、又は患者の大切な人達に、病気の危期に関係した感情を表現する場を提供することを目的にしています。それは、病気を心配する気持ちを分かち合い、それに対処する技術をさぐり、それをみがくためです。このプログラムは、病気により自制心がもてなくなる状況の中で、創造的に、感情を表現する機会を提供します。この創造的表現活動は、患者に力を与える経験となります。最も重要なことは、このプログラムが患者を支え、かつ柔軟であること、そして、患者が必要とすることは何かを継統的に探り、社会的環境の中で、患者の必要とするもののために役立っていくものだという事です。
1.患者・利用者
2.場所
3.芸術療法への照会
4.がんセンターのスタッフと芸術療法
5.がん治療における芸術療法の活用
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