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事例解答

(1)訓練内容の主要経緯

訓練テーマに対して,講じた対策検討項目の流れは,下図の通りであった。

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12 災害発生が懸念される場合の対応例

平成8年10月の伊豆半島東方沖群発地震の発生に際して県がどのように対応したかを見てみよう。

(静岡県資料)

(件 名)                          平成8年10月22日

伊豆半島東方沖の群発地震の発生について            総務部地震対策課

(22日16時30分)

 

1 現在までの群発地震の発生状況

○ 15日から始まった群発地震活動は,比較的規則的な消長を繰り返しながら活発な活動を続けてきたが,18日頃より地震回数,地殻変動ともに落ち着いてきた。

○ 本日,22日00時から16時までの地震回数は,34回(うち有感地震2回)で地震活動はほぼ沈静化している。

○ また,群発地震の活発化に伴い,東伊豆町に気象庁が設置している歪計が大きな変化(地殻の急激な縮み)を観測していたが,ほぼ平常時の変化に戻った。

 

 

 

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