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150,000〜250,000maのエタノールをサトウキビやモロヨシから作るのが最適な大きさであることがわかった。それは、いかに効率的に材料を運ぶかということと、資本利得のためにどんな条件が整えられるかということに依存する。

 

3.4 原材料の選択-必須条件

 

二つの種類の原材料がこの研究のために選択された。

(a)秋まき小麦の形における、穀物、(b)農業における短サイクル森林Salix

の形におけるリグノセルロース 及び 森林からの木材残さ(チップやいろいろな削りかす)

 

3.4.1 穀物

今まで検討された数値から考えてみると、自動車用エタノール生産をする時、エネルギー用品質の小麦は食物用よりも好ましい。それは、乾燥物の収率(10%)及びでんぷんが多いからである。そのため、エネルギー用品質小麦はより多くのエタノールを生成する。プラントの建設、肥料、機械、自動車用燃料及び成果に関する農業投資についての情報は、スウェーデン農場経営者連盟(LRF、Dahlgren)、スウェーデン農業技術大学(SIッU、Sonessoll)及びS61’血landの農業コンサルタント(州政府委員、0.Hammar)から入手したものである。しかし、一つのデータグループは変更された。:バイオマスのエネルギー含有量は報告しないで、それらを製造するために使われた化石エネルギーを報告した。

 

3.4.2 小規模スケール-地方のエタノール製造プラント

 

エタノール、乾燥たんぱく飼料及び二酸化炭素を生産するための大規模製造プラントの代替として、地方の製造設備に関する研究が行われている。その外見上の唯一の市場向け製品はエタノールである。また小麦(麦わら燃料も含む)が生産される地域内での湿った飼料の消費の研究もされている。

 

人工肥料(NPK等)への代替を探すための研究も行われている。肥料は馬屋からの糞尿や湿潤肥料(下水処理プラントでのバイオガスプラントから発生する消化沈殿物を含む)も含んでいる。

 

3.4.3 Sallx-木材残さ

土地改良された農場で生育の早いSalixを栽培するために、25年間六ヶ所で収穫を調査するモデルが使われている。Salixの生産に関する情報は上記の同じ情報源より入手した。比較のため森林の木材残さ生産のデータが分析され、二つの分類の原材料からの特性が収集された。林業に関するものの情報はSSEUの製造プラント実証化プロジェクトより入手できる。

 

3.5 製造-情報源

 

製造に関する検討を行うため、SSEUの初期プロジェクト(Dahlgren、LRF

 

 

 

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