(4)情報化の進展による物流面の要望
荷主企業に対し、情報化の進展が進む中で、どのような点を物流面に要望・要請するかについてたずねたところ、回答率が高いものとしては、生産、流通・販売、物流の一体化に伴う「事務処理の効率化」(49.5%)、「在庫管理の高度化」(46.9%)、「輸送のリードタイムの短縮化」(40.7%)が多くあげられるが、「時刻指定配送の進展」は1割強にとどまっている。
常雇従業員規模別にみると、規模の違いにより回答率が大きく異なるものとして「輸送のリードタイムの短縮化」があり、100人未満の企業では25.9%であるのに対し、300人以上の企業では50.5%と約2倍の回答を得ている。