日本財団 図書館


1 都道府県名

 

大阪府

 

2 モデル地区名

 

住吉地域安全活動パイロット地区

 

3 重点となる活動項目

 

(1)地域安全意識の浸透を図るための広報活動の推進

「みんなでつくろう 安心の町」をモットーに、地域安全推進委員を中心にした「自主的な地域安全活動」「互助防犯活動」の高揚を図るための各種広報活動を推進した。

(2)犯罪抑止活動の推進

ひったくりや侵入盗、乗り物盗の多発地域において、地域安全推進委員13名を中心に防犯教室、防犯パトロール等を実施した。

(3)地域安全対策推進会議、研修会の開催

推進委員の活動方針や地域安全活動のすすめかたについての研修会を実施し、推進委員がリーダーとなって地域における防犯教室や防犯パトロール等を積極的に企画し開催した。

 

4 活動事例

 

(1)活動用広報資料等の作成

地域安全活動用の横断幕やのぼり、たすき・リボン等を作成し、大会やパレード、街頭キャンペーン、防犯教室等で活用した。

(2)地域安全ニュースの作成・配布

定期的に発行する資料の他に、犯罪多発地域や特殊な犯罪発生時には、速やかに防犯広報資料を作成し、地域防犯組織を通じて全戸に配布回覧する方法で広報した。なお、平成9年6月から、住吉区内のホットな情報を掲載した「地域安全メモ」を毎週1回発行し、官公署、町会長、推進委員等252名に配布、現在31号まで発行済である。

(3)モデル地区活動の強化実施

ア ひったくり事件の抑止活動モデル地区として

帝塚山地区

を指定し、地区10町会に働きかけ、地域安全推進委員が中心となり、毎週1回町会による防犯パトロールを行い、住民に対するひったくり被害防止の指導、広報を実施した。

イ 各種犯罪多発地域である

刈田北地区

を犯罪抑止モデル地区に指定し、刈田北連合町会に働きかけ、地域安全推進委員が中心となり、毎週1回町会による防犯パトロール、防犯教室、キャンペーン等を開催し

た。

(4)住吉地域安全大会の開催

地域安全推進活動の浸透を図り、地域安全意識の高揚を図るため4月25日に住吉区民会館で、10月17日に位苦解故会館ホールでそれぞれ「住吉地域安全大会」を開催し、参加者による地域における自主安全活動の決議を行うとともに、参加者全員に地域安

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION