1 都道府県名
岐阜県
2 モデル地区名
本巣郡地域安全パイロット地区
3 重点となる活動項目
犯罪等発生抑止活動
4 活動事例
(1)地域安全ニュースの全世帯配布と内容の充実
地区防犯協会職員が編集担当となり、毎月1回、地域安全ニュースを発行し全世帯(29,000世帝)に配布した。
モデル地区指定以後は、予算を確保して印刷を業者に委託し、地域住民による地域安全活動状況等の写真等を掲載するなど、内容の充実を図った。
(2)地域安全指導員情報の発行
地域安全活動アドバイザーが編集担当となり、毎月1回、町村別の犯罪発生状況を取りまとめ、地域安全推進員、各町村、学校に配布し、地域における犯罪予防の意識啓発及び自主活動の促進を図った。
(3)地域安全座談会の開催
管内7町村で、地域安全推進員,各町村職員・生活安全課員・地域安全活動アドバイザー等による座談会を随時開催して、意見交換及び自主活動の促進を図った。
(4)各運動期間中における住民主催による街頭啓発活動の実施
全国地域安全運動、年末年始地域安全運動期間中に警察主催による啓発活動の他、地域安全推進員等主催による自主的な街頭啓発活動を実施した。
(5)「地域安全の日」の周知と活動の促進
? 啓発ステッカーの作成(全世帯に配布)
? 安全電話帳の作成
地域安全の日の活動促進、各種犯罪防止等を記載した「安全電話帳」を作成し地域安全推進員等に配布し、地域安全の日の活動促進を図った。
(6)生活安全条例制定町村における推進協議会の設置
管内7町村のうち3町村(4町は、要綱制定)で推進員の委嘱と推進協議会が設置され、自治体における地域安全活動への取り組み等について協議された。
(7)女子中学生と母親に対する護身術訓練の実施
女子中学生の性的被害防止を目的として、学校からの依頼により授業として護身術訓練を実施、後日、PTAの依頼により母親に対しても実施した。
(8)幼児等誘拐防止活動の実施
ア 背景
地区内においては、平成8年中に女子小学生に対する強制わいせつ事案が連続発生し、少年被疑者を検挙している他、わいせつ目的と思慮される声かけ事案が多発傾向にあり、地域ぐるみの防止活動を推進する必要がある。
自主的な防止活動が促進されない要因としては、事案発生を地域住民に対し早く知