1 都道府県名
新潟県
2 モデル地区名
柏崎刈羽地区地域安全活動促進モデル地区
3 重点となる活動項目
(1)事件・事故・災害等発生抑止活動の推進
(2)自主的な地域安全活動の推進
(3)地域安全キャンペーンの推進
(4)防犯懇談会・巡回訪問指導等の推進
(5)広報啓発活動の推進
4 活動事例
当地区は、安全で住み良い柏崎・刈羽地区を実現させるため
“「ベレー帽」と「愛の一声」でつくろう住みよい安心の街”
をスローガンとし
“自分たちのまちは、自分の手で守ろう”
を合言葉に、平成7年から民間ボランティアがベレー帽をかぶって「愛の一声」運動やパトロールを行う「ベレー帽作戦」を展開中であり、モデル地区に指定されたことにより、地域安全推進委員等が中心となり、より一層の地域・団体等による自主的な地域安全活動を実施した。
(1)事件・事故・災害等の発生抑止活動
○ 毎朝の交通街頭立哨を実施し、交通事故防止を呼びかけた。
○ 駐車車両や駐輪場における防犯診断を実施した。
○ 海水浴シーズン中に、地域ごと防犯パトロールを実施した。
○ 祭礼時における自主パトロールを実施した。
○ 道路環境(ガードレール・防犯灯設置状況等)の調査を実施した。
○ オーム真理教特別指名手配被疑者の逮捕協力依頼活動を実施した。
(柏崎市内の祭礼行事「えんま市」期間中の6月14日から16日までの間、推進委員や少年補導員が中心となり手配被疑者平田信の等身大の立て看板を立て、通行人に情報提供を呼びかけるチラシを配付した。)
○ 子供の誘拐やつきまとい被害防止のため、管内の全小学校区内に、子供の避難場所「こども110番の家」を249箇所設置した。
(2)自主的な地域安全活動の推進
○ アダルト向け雑誌等の自動販売機設置状況の実態把握活動を実施した。
○ 祭礼(えんま市)終了後の清掃奉仕活動を実施した。
○ 深夜飲食店等に立寄り、少年の非行防止、健全育成などの協力を依頼した。
○ カーブミラーの清掃を実施した。
(3)地域安全キャンペーンの推進
○ 全国地域安全運動期間中、推進員等がベレー帽作戦のチラシ、ティッシュを配付し、街頭広報を実施した。