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○ 推進委員等が中心となり薬物乱用防止街頭キャンペーンを4回実施した。

(4)防犯懇談会・巡回訪問指導の推進

○ 各地域団体単位で、防犯懇談会を実施した。

○ 美容院・化粧品店を訪間し、女性被害の犯罪防止広報を実施した。

? 管内の独居高齢者宅770世帯に訪問指導を実施した。

○ 小国町高齢者運動会に参加した210人に悪質商法被害防止講話を行った。

(5)広報啓発活動

○ 地域安全ニュース(年6回3万部発行)、号外を作成し回覧配付した。

○ 街頭広報キャンペーンを実施し、広報啓発活動を実施した。

○ ベレー帽チャリテイゴルフ大会を開催し、236名が参加した。

○ 潮風旗争奪柏崎剣道大会(少年剣道大会)を支援した。参加者650人であった。

○ 地域安全ポスター・標語の募集と同作品の展覧会を実施した。

(6)効果的な活動

駅前や歩道、駐輪場等における自転車盗事件の多発と、放置自転車による交通障害、環境の悪化を防止しようと、推進委員やベレー帽ボランティア、交番・駐在所員が中心となり、定期的に自転車駐輪場の整理や防犯診断を行い、更には関係団体、自治体への働きかけを行った結果、刈羽郡西山町の平成9年9月定例会に「西山町自転車放置条例」が上程され、同年11月に同条例が施行されるに至った。

これら活動により、自転車の盗難が平成8年中は168件だったものが、平成9年中は80件と約半数に激減した。

 

5 モデル地区活動の効果

 

柏崎・刈羽地区は、平成7年からベレー帽作戦と銘打って、地域安全活動を推進しているが、今回モデル地区に指定され、各ボランティア団体の指導者を地域安全推進委員等に委嘱したことにより、地域安全活動は、警察と防犯協会員などが中心であったものが、関係ボランティア団体、地域、企業、自治体間の連携が強化され、それぞれの分野の特性を生かした自主的な幅広い活動が展開され、その成果が極めて有意義がものと言えるばかりでなく地域住民の間にも白主防犯意識の高揚が図られた。

今後も、推進委員等を中心としたベレー帽ボランティア(2,650人)が、自主的な地域安全活動を展開していくことを期待し、また、地域住民も「自分達のまちは、自分の手で守ろう」という意識を高めて、安全で安心して生活できる地域づくりを行っていくものと確信している。

 

 

 

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