1 都道府県名
神奈川県
2 モデル地区名
新栄町地区地域防犯活動促進モデル地区
3 重点となる活動項目
(1)地域防犯活動の推進
○ 茅ケ崎市交通安全・防犯市民総ぐるみ運動推進大会の開催
○ 防犯座談会、研修会の開催
○ 自転車等乗物盗防止の防犯キャンペーン及び防犯登録の実施
(2)青少年健全育成活動の推進
○ 交通安全・健全育成のつどいの開催
○ 青少年を取り巻く有害環境浄化活動の実施
4 活動事例
(1)地域防犯活動の推進
○ 茅ケ崎市交通安全・防犯市民総ぐるみ運動推進大会の開催
茅ケ崎市民を犯罪と交通事故から守り、安全で住み良い街づくりの実現のため、平成9年10月24日(金)、モデル地区活動推進員、関係機関、団体、茅ケ崎市民約500名が参加して茅ケ崎市民文化会館において「みんなでつくろう安心の街」をスローガンに市民総ぐるみ大会を開催して、安心な街づくりの決意表明を行い、地域安全意識の高揚を図った。
○ 防犯座談会、研修会の開催
町内会、パイロット推進指定地区、自治会連合会を通じた防犯座談会、研修会を開催し、高齢者、女性、地域住民を対象とした悪質商法の被害防止対策、ひったくり被害防止要領等視聴覚を混えた座談会を重ねて実施し、地域防犯活動、自己防衛の高揚を高めた。
○ 自転車等乗物盗防止の防犯キャンペーン及び防犯登録の実施
茅ケ崎市は相模川河口及び相模湾に面した平坦な地形で旧来の住宅街が数多く、加えて狭臨な道路が多いため、市民の自転車利用の頻度は他市に比較して多い。
モデル地区には、JR茅ケ崎駅を含む駅前商店街、大規模小売店舗があるところから、同駅を利用する自転車通勤、通学者及び買物客等による無秩序な街頭放置が多く、自転車、オートバイ等の乗り物盗の被害が多いため、活動推進員、防犯ボランティア等により立看板の設置、地域防犯パトロール、乗物盗防止街頭キャンペーンを活発に実施するとともに、自転車防犯登録を積極的に呼び掛け、街頭防犯登録コーナーを設置しての現場登録を実施するなど、来物盗防止を図った。その結果、街頭放置車両の減少とともに、管内窃盗事件の52パーセントを占めていた乗物盗のうち、平成9年中は自転車盗の発生件数は大幅な減少となり、前年比293件の減少を見て活動の効果があった。
(2)青少年健全育成活動の推進
○ 交通安全・健全育成のつどいの開催