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フランスの出生動向と家族政策−少子・高齢化に関する国際研究−

 事業名 高齢化社会対策推進のための調査研究等
 団体名 エイジング総合研究センター 注目度注目度5


則があるが、公立病院の3分の1にはセンターがないのが現状であることにもよるものであろう。中絶によって生まれることがなかった子どもの数は、国立人口問題研究所の中絶件数をとれば出生数の31%にも達する(1993年)。

現在では全国の公立・私立病院900カ所が中絶手術が行っている。妊娠中絶総件数の4分の1は、既に中絶した経験がある女性によるものである。中絶するのは既婚者より非婚者の方が多い。中絶者の5人に3人は結婚していない女性によるものである。既婚女性は40歳以上で中絶が多くなるが、非婚女性の場合は20-40歳層で中絶するケースが多い。1980年代始めに比較すると、20-40歳の中絶は少なくなった。これは「自由結婚」と呼ばれる法的な結婚をしない同棲関係が一般化したために、婚外出生に抵抗がなくなったことによる。。

 

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● 信仰心の減退

カトリック教は多産を奨励する宗教である。ローマ法王は今日でも、経口避妊薬、コンドーム、人工妊娠中絶、離婚に厳しく反対している。今日のフランスで3人以下の子どもを持つ女性の割合は、敬虔な信者である女性の間では35%であるが、その他の女性では21%である。従って少子化は、フランス人の信仰心が減退したことにも影響を受けているといえるであろう。

フランスのカトリック信者数は1960年代から大きく減少しているが、現在でもフランス人の75%は自らがカトリック信者であると認めている(1995年)。しかしそのうち教会のミサに通う敬虔な信者は13%に過ぎず、教会の淀を守るほどの信仰心は持っていない者が53%を占めている。生まれた時に教会で洗礼を受ける子どもの割

 

 

 

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