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フランスの出生動向と家族政策−少子・高齢化に関する国際研究−

 事業名 高齢化社会対策推進のための調査研究等
 団体名 エイジング総合研究センター 注目度注目度5


合も、1970年の84%から、1987年に64%、1993年に61%へと減少した。男女が結婚する時に教会で式を行う割合も(フランスでは役場で行う式が正式な結婚式となる)、1970年には95%あったが、1987年に55%、1993年には52%へと減少した。敬虔な信者は女性に多いが、高齢者の間で著しく高くなっている。出生力に関係するといえる40歳以下の女性では、敬虔な信者は5%に過ぎない(男性は4.5%)。人々の宗教離れ傾向は顕著である。1994年にフィガロ誌がおこなったアンケート調査でも、性と夫婦生活に関する教会の教えを顧慮すると答えた人の割合は、信者の間でも51%(非信者も含めると20%)に過ぎなかった。

 

・人工受精と養子縁組

現在のフランスには不妊カップルが5%あるといわれる。

人工受精による出産は増加してきている。フランスは世界で最も試験管ベビーが多い国であり、1978年から試験管によって生まれた15万人の赤ん坊のうち、2万人はフランスで生まれた。試験管ベビーを試みるフランスのカップルは毎年25,000人にのぼるが、成功率は13.5%である。なお人工生殖にも疾病保険が適用されるが、体外受精の場合は成功率が低いため基本的に4回まで保険が適用される。

養子を得るために毎年2万件の申請がある。養子縁組に関する法律は1995年に僅かに緩くなったが相変わらず厳しい。養子となる子どもは毎年約6,000人であるが、そのうち1,500人は外国の子どもである。全国にある1,500の孤児院の子どもの90%は養子として家族に迎えられている(養子縁組を持たない子どもの90%は15歳以上)。

 

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