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等が挙げられていた。中には、簡便で迅速なサービスを受けられる方法があるならば、その方法をホームページに掲載してほしいという意見もあった。また、オンラインでデータそのものを入手する事は、多くの機関で望まれていた。
 また、様々な所に分散しているデータを取りまとめている機関があれば利用したいという意見もみられた。
 データの入手内容に関する要望としては、リアルタイムのデータまたは最新のデータの要求、外洋のデータの要求、生データの要求、加工データの要求等が挙げられた。リアルタイムのデータとしては、流況の日報のためや、つり情報のための海流のデータ等が挙げられていた。最新のデータとしては、他機関は所持しているがJODCが持っていない潮位等のデータについてや、検索情報の更新や、各種データの更新が挙げられていた。外洋のデータは、研究対象の場合や、航海上の理由がある場合に必要とされていた。生データとしては、CTDのデータ等が挙げられ、加工データとしては、メッシュ化されたデータ、異常値の削除を行ったデータ等が挙げられていた。
 データに対しての希望価格は、こだわらないという意見、個人で決済できる20万程度、現状程度、質等とバランスがとれていれば良いと様々な意見があった。

 

(2)提供者側

現状について(資料44p)

 JODCに提供しているデータについては、調査研究の論文・報告書や定線観測の結果等が挙げられていた。

 

充足度・将来について(資料45p)

 JODCへのデータ提供時の手間を省きたいこと、現在は提供が行われていないデータの内、データ提供が行える可能性が有るものも有ること、JODCが保有しているデータのPRの要求、各自で所有していて整理がつけられていないデータの整理委託等が挙げられた。

 

 

 

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