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スはスキーより費用がかからないので、愛好者が増加した。個人競技や小人数で行う競技は、今日では生涯スポーツとなり、他の競技より普及している。』
Louis W.Burgener「Olympic review.」4,577−578,1983
10)ストリートホッケーのルール
欧米ではストリートホッケーが若者に親しまれている。この文献は、ストリートホッケーのルールについてわかりやすく説明している。
『1チームは、11人〜18人のプレーヤーから成る。しかし、6人だけはアイスホッケーと同じポジションである。つまり、2人はフォワード、1人はセンター、2人はディフェンス、1人はキーパーである。フィールドは3等分されている。ブルーライン(センターラインと平行でリンクを3等分する2本の線)だけが使われる。フォワードはオフェンスラインとセンターラインの間だけでプレーすることができる。ガードは自分達のオフェンスゾーンに入ることはできないが、センターは氷上全部を滑ることができる。オープンスペースを有効に使い、試合のスピードアップを助長する。選手はリングを支配している間どちらのブルーラインも越えてはならない。ブルーラインを越えてリングを味方にパスしなければならない。そして、他の選手がリングに触れるまで再び触れることはできない。ホッケーと同様にオフサイドはなく、フォワードはリングより前のオフェンスゾーンに入ることができる。これはゲームのスピードアップのためである。というのはフェイスオフのための並びの時間を無駄にしないためである。身体的接触は許されない。ルール違反は2分間のペナルティとなる。全てのルールは、選手の安全性を考慮してある。各チームの選手は、前後半の20分間ごとに出場しなければならないと規定している。それによって全ての選手は、氷上の時間の安全を保証される。』
「Journa1 of physica1 education and recreation」48(7),40.1977

 

 

 

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