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都市機能の集積等による地方中核都市の均衡ある発展に関する調査研究報告書

 事業名 地方自治に関する調査研究
 団体名 地方自治研究機構 注目度注目度5


  2.地方中核都市として強化すべき都市機能の検討

   (1)強化すべき都市機能の方向

 佐賀市の役割は、先に述べた都市圏全体の経済の発展の牽引と魅力的な定住条件のための高次都市サービスの提供が期待されている。
都市圏経済の発展を牽引するためには、行政機関の支援、高等教育機関研究機能の活用やJR佐賀駅、高速道路インターチェンジ及び平成10年に開港予定の佐賀空港の交通結節点を生かすとともに九州北部学術研究都市整備構想の推進による学術研究機能との連携などにより新たな産業誘導を進める必要がある。
特に、佐賀都市圏では、若年層の雇用吸収力が不足し流出超過となっている。若年層のニーズに対応した業務系企業や情報産業などの集積誘導を図るとともに、現在構想中の九州北部学術研究都市整備構想の推進を強力に進めることにより、科学技術と連携して産業の高度化や研究開発型企業の育成を図る必要がある。
また、佐賀空港の開港による広域高速交通の進展に伴い、佐賀市は、人・物・情報の交流の拡大が期待される。しかし、現在の佐賀市は、都市圏全体の交流結節点としての関連機能の集積が充分であるとはいい難く、都市圏の中心都市としての機能強化が求められる。
一方、都市圏住民への魅力的な生活環境の整備は、圏域全体の振興に資するものであり、自然・歴史的条件と調和し、時間・空間におけるゆとりと落ち着きのある生活スタイルの創出は、それ自体で魅力ある観光資源となりうるものである。
したがって、自然、歴史と調和した都市環境に加えて、魅力的な生活を支える商業・娯楽、教育・文化などの機能の一層の充実・強化を進めていくことが求められる。
佐賀市が都市圏の地方中核都市としての役割を一層を充分に担っていくためには、今後、次のような都市機能を重点的に強化する必要がある。

 

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