ミャンマー連邦の首都であるヤンゴン市は南側をYangon川、西側をYangon川とその支流のH1ang川、東側をPazundaung Creekとその外側のBogo川と三方を河川に囲まれており、その面積はおよそ2.59百万m2である。現在のヤンゴン市の人口は約400万人と推定されており都市人口の約11%を占めている。
ヤンゴン市にはヤンゴン市開発委員会(YCDC:Yangon CityDeve Devlopment Comittee)があり市域の計画及び開発事業を一元的に管理している。YCDCは事業予算の確保からその配分まで独自にできる権限を有している独立的な存在となっている。現在は委員会の下に管理部門、エンジニアリング部門等の18の部局を抱えており運輸交通計画に関しては運輸・ワークショップ部門(Motor Transport & Workshop Department)が担当している。