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(単位:1,000トン)
出所:国連海運統計。
 
なお、ラゴス、ポート・ハーコートの両港には、商船三井、川崎汽船を含め邦船数社が運航している日本・西ア航路の定期貨物船が寄港している。
各主要港湾の設備その他は、次の通りである。
1.ラゴス港
同港は、ナイジェリア最大の貿易港であり、ナイジェリア輸出入貨物全体の約75%を扱っている。
水路は幅100m〜200m、水深9.14m(干潮時)で、1,016G/T以上の船舶の入出港にはパイロットおよび曳船の使用を強制される。
荷役設備は、埠頭クレーン(最大能力10トン)、門形高架クレーン(最大能力5.4トン)、移動クレーン(最大能力50トン)など各種多数のクレーンのほか、フォークリフト・トラック、トラクター、コンベヤなどを備えている。
保管設備は、倉庫(154,000平方m)、露天置場(362,000平方m)、漁業会社専用の冷凍倉庫在どがある。
アパパ埠頭のコンテナ・ターミナル(面積33ヘクタール、埠頭の長さ1,600m)には、長さ250mのコンテナ・バース4およびRO/ROバース1があり、各種のコンテナ・クレーンを備えている。
イジョラ埠頭は、石炭、石膏、セメント、肥料などバラ貨物を扱っており、コンべヤ2基を使用している。
タンカー・ターミナルには、港湾局所有のオイル・バースがあり、夜間バースも可能である。
 

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