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ラゴス港沖合のアトラス湾に最近完成した新突堤は、35,000DWTまでの外航船および5000DWT言での内航船を同時に収容することができる。
曳船は、1,490馬力が3隻、1,280馬力が2隻、その他小型曳船が数隻ある。
同港の開発計画として、アパパ埠頭の拡張、深吃水バース4の新設などが予定されている。
清水および各種燃料油の供給が可能である。
船舶修理設備は、港湾局所有の大型ドライドック、最新式浮きドック(能力4,000トン)、スリップウェーなどがある。また、最大25,000DWT級船の収容可能なドックおよび修理工場の建設が計画されている。
港から14.4キロの地点にイケジャ国際空港がある。
2.ポート・ハーコート港
同港は、ラゴス港に次ぐ主要貿易港で、埠頭バースは最大吃水7.32m(干潮時)、全長183mまでの船舶の収容が可能である。
1,016G/T以上の船舶の入出港には、パイロットおよび曳船の使用を強制される。
荷役設備は、門形クレーン(5トン×7基)、移動クレーン5基(最大能力48トン)および多数のフォークリフト・トラック、トラクターなどがある。
保管設備は、中継貨物用上屋(11棟)と倉庫(4棟)の総面積が41,038平方m、露天置場27,467平方m、漁業会社専用の冷凍倉庫、植物油貯蔵タンク16基などが主なものである。
タンカー・ターミナルには、ナイジェリア精油会社専用の1バースがあり、長さ178.3m、吃水8.84mまでのタンカーの収容が可能である。
清水および各種燃料油の供給が可能である。
曳船は、港湾局所有の曳船(最大1,490馬力)が使用できる。
船舶修理設備は、港湾局所有の小型スリップウェー(能力600トン)が
 

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