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(C)船腹拡充計画と需要状況
 
ナイジェリアにおける船腹拡充計画は、第3次開発5ヵ年計画(75〜80年)に基づき、国営NNSL社(Nigerian National Shipping Line)の船隊拡充、近代化のため新造貨客船19隻(232,000G/T)の建造計画が国際入札により実施された。
その後、国内経済事情の悪化から、船舶需要は低迷傾向を示している。
過去10年間におけるナイジェリアの保有船腹量の推移をみると、次の通りである。
 
出所:ロイド統計。
 
(3)港湾事情
 
ナイジェリアの主要港はラゴス、ポート・ハーコート、ウアリ、カラバー、サペレなどであるが、近年における経済規模の急速な拡大に対し港湾施設の遅れが目立ち、政府はこれに対処するため各港湾の整備・拡充に力を入れている。
ナイジェリア港湾における海上貨物取扱い実績は、次の通りである。
 

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