ウルグアイの保有船舶の殆どは古船であり、現在稼働中の才イル・タンカー4隻(46,227 G/T)の平均船齢が22年、一般貨物船3隻(1,748 G/T)の平均船齢が50年、Ro/Ro船7隻(20,106 G/T)の平均船齢が21年、旅客フェリー2隻(235 G/T)の平均船齢が22年、曳船8隻(2,084 G/T)の平均船齢が29年という老齢船である。
これらの船舶は、いずれの建造国でも容易に建造できる一般貨物船、小型タンカー、小型フェリー、曳船などであるから、性能、品質、その他の点で同水準にあり、隣接国のブラジル、アルゼンチンなど建造国の間に優劣の差はない。
船価については、わが国は急激な円高の影響および地理的に回航費などの点で不利な立場にある。