"IFI")との共同出資で設立された。
当時の設備は、浮ドック(160m×24m、引揚能力3,500トン)、引揚船台(60m×30m、引揚能力1,200トン)各1基、従業員約450人で操業していた。
新造船は、最大2,500DWTまで可能とされていたが、修繕が主要業務であった。1978年の実績では、小型船2隻の建造と約65隻の修理を行ない、鋼材加工重量は年間約1,000トンであった。
この海軍基地内では、浮ドックなどの設備、敷地面積の制約のため、将来の発展が期待できないとの判断から現在のマモナル臨海工業地帯に移転を決定した。
新造船所は、1976年から建設を開始し、79年にシンクロリフトを設置し、80年から移転して、操業を開始した。
シンクロリフトは、長さ120m×幅22mで、28本のワイヤによる揚げ能力3,600トンで、最大10,000DWT級の船舶を対象としている。
このシンクロリフトは、米国Pearlson Engineering Co.の設計であるが、建設は、Conastil社が必要な部品を英米両国から購入して自社で行なった。
その他の設備としては、機械工場、鉄工場があり、天井走行クレーン(能力5〜10トン)、曲げ機械、せん断機など各種工作機械が設置されている。
従業員数は、直接工(450人)、間接工(150人)、下請工(200人)を合わせて800人といわれ、業務量によって下請工の人数に変動がある。
現在の業務内容は、約60%が外国船の修理、40%が国内商船および艦艇の修理である。
最近の新造船としては、港湾用バージ、マグダレナ河用の曳船などがある。必要な鋼飯、舶用機械など全て輸入に依存している。
2.Astilleros Vikingos S.A.(ASTIVIK)
(所在地) Cartagena 同社は、カルタヘナ湾岸の水産会社(VIKINGOS)に隣接している造船所で、Vikingos 社が32%出資している。従って、Vikingos 社が保有するエビトロール船の修理が主要業務となっている。
業務内容は、上架修理、再塗装が殆ど全てであり、鋼船、FRP船ともに下請の
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