シンガポール連絡事務所便り
当連絡事務所が、海上保安庁のご指導と日本財団のご支援の下、第一回「海の日」の平成八年七月二十日に発足して、早くも七カ月が経ちました。
開設に際して、東京およびシンガポールでの披露宴では、多数の海事関係者にご出席いただき、その関心の大きさに驚くとともに、一抹の不安が霧散した思いをしたのも過去の思い出となりました。
お陰さまで当地の友人知己も増え、シンガポールPSA(港湾庁)所属の元パイロット、キャツブチン・マビューという強力なスタッフに恵まれ、シビアーかつ和気あいあいの雰囲気のなかで順調に業務が始動しています。
そして、何より嬉しいのは、シンガポーリアンから“お前の仕事は何か”と聞かれ、ブロークンな英語で“プリベンションシップアクシデントのためのリサーチだ”と答えると、ノータイムで“G00D”と反応があり、人によっては、なぜもっと早く出来なかったのかと聞かれたりで、在って当たり前のはまり役なのだと、新ためて設立を発想しご尽力された方々の先見に敬意を表する次第です。
=則包記
水路図誌の新刊・のお知らせ
番号・図面 | 縮尺 | 刊行月 | 記事 |
海図(改版) | |||
28 増毛港至岩内港 54 石巻湾至宮古湾 (分図)宮古湾 1061 東京湾北部 |
1:200,000 1:200,000 1: 35,000 1: 50,000 |
平9・1 〃 〃 〃 |
我が国の領海等を表示(3,200円) 同上 (3,200円)
京浜港(特定重要港湾) 千葉港(特定重要港湾)等 (3,200円) |
番号・書誌名 | 刊行月 | 記 事 | |
書誌(新刊) | |||
781 平成10年 潮汐表 第1巻 | 平9・1 | 日本及び付近における標準港の潮汐及び主要な瀬戸の潮流の予報値等(2,900円) | |
書誌(改刊) | |||
210 北太平洋南西部諸島水路誌
412 灯台表 第2巻 |
平9・1
〃 |
マリアナ諸島からミクロネシア付近の水路事状 等、最新の米国版水路誌等により編集(4,900円) シベリア東岸からソロモン諸島までの航路標識等 |
<お問い合わせ>海上保安庁 水路部 海洋情報課 図誌計画係 03-3541-4510 内線716