今回、「難病相談・支援センター九州サミットin熊本」へは多くの方のご参加を頂き心より感謝申し上げます。

　さて、九州での支援センターの開設は佐賀県が最初。次に熊本県でしたが先に開設した分内容も濃く、先駆的な事業をこなしていっています。しかし私達も設立当初はまったく手探りの状態でした。各県に支援センターが次々に設置され始めたことと、患者当事者及び家族からの相談は地域限定ではなく九州一円に広がっていることの2点から、九州内の相談員の連携を深めることは、患者利益（公益性）を高めることにつながるだろうとも思いで企画・開催させて戴きました。

　議論の中では、当事者団体への委託方式や県の直営方式など設立経緯は違えども、担当者の努力と熱意を感じることが出来ましたし、支援センターの業務の意味付けや設置場所の検討から、実際のケースを用いてのご紹介（重症難病者の自立支援や労問題など）で様々な活動を知る機会ともなりました。

　今後、九州における難病者支援が一層充実したものとなりますよう期待を込めて御礼の挨拶と致します。

　

　

委員長　熊本県難病相談・支援センター　所長　陶山えつ子

ボランティア　熊本県難病者支援の会（千和輪の会）