「師範塾親学フォーラム・イン秩父」報告書
1. 「師範塾親学フォーラム・イン秩父」開催案内チラシ
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「師範塾親学フォーラム・イン秩父」
〜テーマ「子供の発達段階に応じた親の関わり方について」〜
青少年の凶悪犯罪をはじめ、ムカつきキレる子どもたちの増加、また、13万人にも登る小中学生の不登校など、これまでには考えられなかったような子どもたちの変化が大きな問題となっている。
最近、そうした問題の背景には、テレビゲームやビデオやパソコンなどの長時間視聴による脳への影響があることが、脳科学の領域から明らかにされるようになってきた。人間らしさをつかさどる「前頭前野」の働きが極端に低下し、理性や道徳心や自己抑制が失われてくることが解明されてきたのである。
こうした子どもの問題を解決するためには、子育ての責任を負う親が、子どもの発達にとって適切な環境を整え、適切な指導をしていかなければならないのであるが、、それも親に正しい知識がなければかなわない。
NPO法人師範塾では、有限会社塾教育学院メンタルケア部門代表の長田百合子先生に「親が変われば子供は変わる」と題してご講演いただき、また併せて、脳神経科学者で、『ゲーム脳の恐怖』を執筆された、日本大学教授の森昭雄先生に「子どもの脳が危ない」と題してご講演いただき、親が子どもにどのような環境を整えていくことが、子どもの健全な発達につながっていくのかを知る場を作り、子どもを取り巻く社会・教育環境を少しでも改善していくために、「師範塾親学フォーラム・イン秩父」を開催した。
このフォーラムによって、学校・家庭における教育者(教師・親)が教育に対する正しい知識を修得するための自己研鑽の重要性を感じ、NPO法人師範塾の研修等(教師向けプログラム・親学プログラム)を通じて自らの資質向上を具体的に行い、学校教育・家庭教育をより良い状態にしていくことを期待している。
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