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〜平成18年度JOMO奨学助成が開始されました〜
 平成18年度JOMO児童養護施設・母子生活支援施設等奨学助成を里子も受給できるようになりました。
 
 児童養護施設や母子生活支援施設の児童のみが対象であったJOMO奨学助成が里親家庭の児童も対象となり、受付を始めています。本年度からの実施ですので、内容についてお知らせします。
 
(1)目的
 児童養護施設・母子生活支援施設および里親家庭の児童が高校卒業後の進学を考える場合、経済的要因により断念せざるを得ないことがあります。大学等への進学の道を開くことは、児童の将来の可能性を高め、自立の促進を図ることになります。そこで、大学・短期大学・専門学校に進学する際の支度費等の一部を助成することにより、就学意識の更なる向上を図り、児童の社会的自立を支援することを目的とします。
 
(2)実施
社会福祉法人 全国社会福祉協議会
 
(3)協力
財団法人 全国里親会
 
(4)対象者
 全国の児童養護施設・母子生活支援施設に入所している児童、および里親家庭の児童で高校卒業後、大学・短期大学・専門学校に、平成19年度より進学を予定している者。なお、他の奨学金との併用も可能です。
 
 株式会社ジャパンエナジーが毎年一般公募を行っている「JOMO童話賞」の入賞作品を「童話の花束」という一冊の本にまとめ、特約店組織である全国JOMO会、全国LPガスJOMO会等を通じて販売し、その収益の寄付によって実施されています。
 
(5)助成金額
 新入学生に10万円を助成する。
 
(6)応募方法
(1)申請者について
 新入学生本人ではなく、里親家庭の場合は里親とします。
(2)申請書について・・・各里親会にあります
(1)振込口座は里親の口座名をご記入下さい。(児童の口座不可)。必ず銀行の通帳に記載されている名義をフリガナも忘れずに、正確にご記入ください。
(2)申請書提出の時、合格通知書のコピーを添付して下さい。合格通知書が申請書の提出締切日(平成19年3月9日<金>)に間に合わない場合は、その学校・学部・学科名と合格発表日を明記して、申請書のみ提出してください。合格通知書のコピーが用意でき次第、提出していただきます。
(3)申請した学校と、最終的に別の学校に進学する場合は、必ず下記担当事務局まで直ちにご連絡ください。
 
(7)申込締切
平成19年3月9日(金)必着
 
(8)振込予定日
平成19年3月29日(木)
*入学のための支度金として活用いただくよう、原則年度内の助成実施となります。
*ただし、秋入学(9〜10月)される方などは、平成19年度内の助成実施となります。
 
(9)選考・助成・報告
(1)申請書類に基づき、全国社会福祉協議会が設置する審査委員会にて助成を決定します。
(2)決定後は、できるだけ速やかに助成決定通知を行い、指定の「銀行口座」に振り込みます。
(3)助成後、全国社会福祉協議会と全国里親会が別途定める方法にて、報告をしていただきます。
 
(10)提出・問合先:(財)全国里親会
〒107-0052
東京都港区赤坂9-1-7-856
TEL03(3404)2024
 
最新統計
平成18年3月末現在の里親と委託児童数
 厚生労働省は昨年末に、平成18年3月末の里親数や委託児童数を発表しましたのでお知らせします。
 全国の登録里親数は7737で前年に比べて2.6%の増。平成14年には7161にまで減りましたが、ここにきて増加傾向にあります。
 委託里親数も2370と前年に比べて8.5%の増となっています。委託里親数が最も少なかったのは平成11年の1687。里親への委託児童数は3293人で、こちらも前年と比べると9%の増となっています。委託児童数が最も少なかったのは平成11年の2122人。
 いずれも増加傾向にあるといえます。しかし、国は里親への委託児童数の割合を施設への入所児童数に比べて、平成21年に15%にしようという目標を掲げていますが、平成18年3月末の施設入所児童は33750人で、里親委託児童の割合は9%に過ぎません
 
(拡大画面:20KB)
 
登録里親数の推移
 
委託里親・児童数の推移
 
全国里親会からのお知らせ
■来年度の全国大会の開催地が決定しました。
岩手県盛岡市です。
 
 
☆第53回全国里親大会
日時:平成19年10月7日(日)
会場:岩手県盛岡市盛岡駅西通2丁目9-1
マリオス内 盛岡市民文化ホール
TEL 019(637)4483
 
 詳細が決定次第、各県・指定都市里親会に通知いたします。
全国各地から、多くの関係者のご参加お待ちしています。
 
■全国里親会のメールアドレスが変わりました。
info@zensato.or.jp


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