精神保健医療福祉改革ビジョン
(平成16年9月)
精神保健医療福祉の改革ビジョンの枠組み
(1)国民意識変革の達成目標
精神疾患は生活習慣病と同じく誰もがかかりうる病気であることについての認知度を90%以上。
※精神疾患を正しく理解し、態度を変え行動するという変化が起きるよう精神疾患を自分自身の問題として考える者の増加を促す。
(2)精神保健医療福祉体系の再編の達成目標
○各都道府県の平均残存率(1年未満群)を24%以下
○各都道府県の退院率(1年以上群)を29%以上。
※1 新規に入院する患者については、入院中の処遇の改善や患者のQOL(生活の質)の向上を図りつつ、できる限り1年以内に速やかに退院できるよう良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制整備を促す。
※2 既に1年以上入院している患者については、本人の病状や意向に応じて、医療(社会復帰リハビリテーション等)と地域生活支援体制の協働の下、段階的、計画的に地域生活への移行を促す。
平均残存率、退院率の地域別の現状
|